コンセプト新しい豊かな暮らしへのヒント。

心と体と、頭に利く学びや体験をすることで、
未来へつながる新しい暮らしのかたちを探す

 

──エシカルカレッジはそんな講座を展開します。


日々の暮らしをみつめ、また自然の豊かさに触れます。

 

時には、ものをつくりだす人と、それを使う生活者との対話をとおして、
生活の質を考え「新しい生活文化とは何か」をいっしょに考えます。



2013年11月15日開催

オーガニックストーリー「いずみ木綿物語」 

 エンジニアとして世界各国に工場を建設する傍ら各国の大学で自然科学を学んできた大正紡績(大阪・阪南市)の近藤健一さんは、いち早くオーガニックコットンに着目しました。塩に強い特性を持つ綿で東日本大震災の被災農地を再生しようと、プロジェクトにも取り組んでいます。エシカルカレッジの第1回は、近藤さんが「オーガニック」に取り組む拠点工場で始まりました。参加者のみなさんと生産工程を見学し、オーガニックコットンに手で触れ、その肌合いを感じます。「オーガニック」とひとことで言っても、その取り組み方による質の違いは様々である事を知り、手間のかけかたの大変さを実感しました。
まさに寝る間を惜しんで、オーガニックコットンに取り組み、その流通過程にも徹底的にこだわってきた近藤さんの熱弁に、会場の温度も一気に上がったかのように熱気にあふれる時間になりました。エシカルという言葉のイメージを全身で受け止めた一日といえるでしょう。


2013年11月28日開催

記念講座「ライフスタイル・ガーデニング」 

 これまでのガーデニングの固定観念を白紙にもどし、自由自在に楽しむガーデニングを参加者とともに考えました。住宅やオフィスに思いがけない方法で緑の空間を作り出してきた立命館大学特任教授・COM計画研究所代表高田昇さんによるお話と体験講座です。
この講座のキーワードは「脱庭」「省手間」「実用」「自由」です。会場には草花が持ち込まれ、植物が本来持つ特徴を深く知り、付き合い方を学ぶことから講座は始まりました。限られた空間でも造形・色彩などに変化をつけて気軽にガーデニングを楽しむ―まさに自由で実用的なユニークなアドバイスが続きます。高田さんと参加者のみなさんとの活発な意見交換もあり、植物を囲んで充実した一日になりました。


2013年12月14日

ふるさとつながりたい―丹波市との交流ツーリズム 

 

 都市と里地の交流促進、里地・里山の資源をあらためて生かすことも「朝日ファミリー」が取り組むエシカルのテーマのひとつです。
今回は、農産物・観光資源など地域の魅力の発掘・PRに取り組み続けている丹波市のみなさんと交流を行いました。
農村生活の改善運動から生まれたお母ちゃんたちのグループ「氷上つたの会」の協力により、地元素材を使い、正月に向けた「白みそ」作りや、丹波大納言小豆と丹波産もち米を使った赤飯作りなど、わいわいと楽しいツアーとなりました。

 

2014年2月22・23日

木とともに暮らす 

 

 明治神宮営繕技手補として、日本の伝統と暮らしのなかで息づく木を見つめ続けてきた庄司修さんが講師です。ふだん何気なく身近にある「木」について、あらためてじっくり考える二日間となりました。
木の名前・特性・木の種類を見極めるポイントなど、庄司さんの長年の経験をもとに説得力のある話が展開されます。
参加者のみなさんも、カンナやノコギリを使って木の箸やパズル作りに挑みます。実際に木の特性・質感を肌で感じることで、知識だけでなく手触りの実感、木への更なる愛着を持ち帰っていただいたと思います。

 

2014年3月15日

ふるさとつながりたい ~滋賀・野洲市との交流ツーリズム

 

 当日は気持ちの良い柔らかな春の日和となりました。地域の環境保全に取り組んでいる野洲市で、日本の風土で培われた食文化を再発見する講座を行いました。
午前中は手漕ぎ遊覧船での約1時間、琵琶湖に注ぐ家棟川を巡ります。今回ご協力いただいたNPO法人家棟川流域観光船のみなさんから、自分たちが取り組む川や湖の環境保全の話を聞きます。続いて、琵琶湖漁師で「びわ湖の水と地域の環境を守る会」代表の松沢松治さんの話です。ほんの一部分の環境破壊と思っていることが、どれほど湖全体に悪影響を与えるのか…説得力のある話しぶりに、参加者のみなさんは熱心に耳を傾けていました。
その後は琵琶湖特産の旬の食材を使った伝統料理「漁師料理」を味わいました。鯉の煮付け・鮒の子付け・鮎の天ぷら・鮒寿司など、地域で脈々と伝えられてきたものばかりです。
琵琶湖に流れ込む川、そこに広がる田園地帯、そして里山と、豊かな自然が多様な農作物や魚介類などの食材を育み、その恵みを活かす人々の知恵、さらにそれらが野洲ならではの食文化として引き継がれている事を感じました。